[say img="https://kyakushitsu-seisouno-susume.info/wp-content/uploads/2020/01/images.jpeg" name=""]客室清掃を早く仕上げたいんだけどコツってないのかな?[/say]
[say img="https://kyakushitsu-seisouno-susume.info/wp-content/uploads/2019/12/photo3.png" name="ヨッシー" from="right"]周りの人の清掃が早かったりすると焦りますもんね![/say]
ノルマがあるホテルや、同僚の清掃が早かったりすると「自分も早くやらなきゃ・・・」って知らず知らずのうちに焦ってしまいますよね。
今回は、客室清掃を早く仕上げるコツを簡単にわかりやすく解説していきます!
[box class="box30" title="この記事でわかること"]
・客室清掃を早く仕上げる為のコツ
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客室清掃を早く仕上げる為の3つのコツ
清掃ノルマのあるホテルや、当日のチェックインが多く早く清掃を仕上げなければなりません。
クオリティーも大切ですが、何よりもスピードが物を言います。
始めたばかりの方や、まだ清掃に慣れてない方だと周りのスピードに追いつけずに置いてきぼりになります。
で、出来なかった分を他の人がカバーしたりするので、申し訳ない気持ちでいっぱいになったりするんですよね。
そこで、僕を含め、僕がこれまで見てきた清掃の早い人達がどんな風に清掃をしているのかご紹介していきます!
ポイントは3つ!
[list class="li-check li-mainbdr main-c-before"]
- 時間を測る
- 導線を決める
- とにかく走る
[/list]
1つずつ詳しく解説していきますね!
時間を測る
今回紹介する3つのコツの中で、僕が1番大切だと思っているポイントです!
あなたの勤めているホテルに「1部屋〇〇分で清掃を仕上げてください」という決まりはありますか?
ちなみにですが、僕の働くホテルではこのようになっています。
[box class="box30" title="メイドさん"]
アウト部屋 40分
ステイ部屋 30分
[/box]
これはベッド以外の清掃時間で、ベッドを含めるとプラス15分ぐらいになります。
なので、フル清掃よりは時間もかからないのですが、この時間内に終わらせる人って全体の6割ぐらいしか居ないんですよね。
規定内の時間に終わらない人の共通点として挙げられるのは、時間を全く気にしてないというところ。
どれだけ焦らせても急がないし、むしろ逆ギレしてくる始末・・・。
まぁこういう人達は昇給も望めないですし、フロアチーフから邪険にされたりするんですけどね。
だから、まだ日が浅かったり、会社やホテル側からスピードを求められた時は、まず時間を気にしましょう。
導線を作る
清掃部屋に入室してからの導線が決まってないと、清掃にかかる時間って間違いなく短縮できません。
最初にゴミから集めるのか、水回りの清掃から始めるのか、はたまたベッドから組み始めるのか、部屋に入ってからの流れに一貫性を持たせてあげれば清掃の効率はどんどん上がっていきます。
ちなみに僕の勤めているホテルで抜群に清掃の早い人の手順をご紹介します!
※フル清掃とベッドを組まないハーフ清掃の2パターン※
[box class="box30" title="ハーフ清掃の導線"]
- 人数分のタオルを持って入室
- 最初は部屋をぐるっと周りながらゴミを集める
- 使用されてるグラス類を洗ってひっくり返して水気を切っておく
- バスタブとシャワーブースを洗って拭き上げ
- トイレの洗浄
- 水気を切ったグラスの拭き上げて定位置にセット
- タオルやアメニティーの補充
- 掃除機をかけつつテーブルや窓の手垢を拭き上げる
- 最後に全て定位置になっているかの確認をサラッとして終了
[/box]
これで大体30分ぐらいになります。
バスやシャワーブースが使われていなかったら20分ぐらいで仕上げてきますね。
次にフル清掃の場合です!
[box class="box30" title="フル清掃の場合"]
- 人数分のタオルを持って入室
- 最初は部屋をぐるっと周りながらゴミを集める
- ホコリがたつのでベッドメイクを先に終わらせる
- 使用されてるグラス類を洗ってひっくり返して水気を切っておく
- バスタブとシャワーブースを洗って拭き上げ
- トイレの洗浄
- 水気を切ったグラスの拭き上げて定位置にセット
- タオルやアメニティーの補充
- 掃除機をかけつつテーブルや窓の手垢を拭き上げる
- 最後に全て定位置になっているかの確認をサラッとして終了
[/box]
これで40分〜55分ぐらいで仕上げてくれます。
導線ができてなくて、入る部屋入る部屋で清掃の手順を変えてる人はハーフ清掃で1時間、フル清掃で1時間半と時間が凄くかかっていますね。
また、ツイン、トリプル、フォース、フィフスで時間は大きく変わってきますが、作りの部屋が多いフロアは必然的にベッド専門のメンバーがついてくれるので、基本は30分〜40分で1部屋という感じです!
とにかく走る
これは結構実践してる人も多いんじゃないでしょうか?
一番実践しやすくて、一番継続してできる行動ですよね!
走るといっても全速力とかじゃなくて、小走りぐらいのスピードで全然いいんです。
競歩みたいな感じですね!
フロア間の移動や部屋に入ってからも小走りを実践してると、おのずと時間は短縮されてきます。
あなたの周りにいる清掃の早い人を見てみてください。
きっとあなたよりも歩くのが早いと思います!
100%を目指す必要はない
清掃ノルマや、どうしても部屋数をこなさなきゃいけない時って絶対あるんですよね。
夏場や長期休暇が被る時は特になんですけど。
こういう時に大事なのが100%を目指さない事です。
そりゃ100%を確実に目指した方がいいに決まってるんですが、実際問題、決められた時間内に部屋数を多くこなすとなるとクオリティーは絶対に下がってくるんですよね。
もうそれは仕方ない事って割り切っといた方が楽です。
だから最初から70%ぐらいの仕上がりの部屋でいいんです。
ホテルや会社から言われる100%の部屋って、重点清掃で1部屋3時間ぐらいかけないと基本できません。
これを知っていれば無理して時間内で100%の部屋を作ろうとはしなくなるはず。
「100%の部屋=時間の無駄です」
長く勤めていけば分かってきますが、最終的には上記の答えに辿り着きます。
なので、最初から100%の部屋を作るのはやめておきましょうね!
【まとめ】客室清掃を早く仕上げる為の3つのコツを簡単にわかりやすく解説!
清掃を早く仕上げる3つのコツは、
[list class="li-check li-mainbdr main-c-before"]
- 時間を測る
- 導線を作る
- とにかく走る
[/list]
この3つがとても大切!
そして100%の部屋は絶対に目指さない事!
これが一番時間の無駄になってしまいます。
超VIPやホテルの常連さんでホテル側や会社からの指示がない限りは、70%の部屋を量産する事に集中しましょう!