難しいことは何もなくて、結論から先に言うと、こんな感じです!
客室清掃でする事
- 水回りの清掃
- ベッドメイキング
- アメニティーやタオル類の補充
- 掃除機やゴミの回収
- 最終的な吹き上げ作業
大きく分けるとこの5つが客室清掃での仕事内容となります。
それではここから1つ1つ詳しく説明していきますね。
ベッドメイキング
ベッドメイキングは客室清掃の中で1、2を争う重労働だと僕は思ってます。
布団のタイプが僕の知ってる中では2つあります。
デュべタイプとスプレッドタイプですね。
これは各ホテルによって違ってくるので一概には言えないのですが、デュべタイプはスプレッドに比べると組みにくいかもしれません。
上の画像がデュべタイプ。
こちらがスプレッドタイプとなります。
どちらのタイプのベッドも慣れるまでは苦戦するし、デュべタイプのベッドだとピシッと張った状態を作り出すのにコツが必要となってきますが、やってれば徐々に出来るようになってくるので、そこは数をこなしつつだと思いましょう。
最初から綺麗なベッドを作れる人なんて居ません!
水回りの清掃
引用:http://blog.livedoor.jp/penguin17/archives/1025669837.html
客室清掃では欠かすことのできない水回りの清掃。
使用されたグラス類の洗浄やトイレ、バスの清掃など側から見てると簡単そうで意外と大変なのが水回りの清掃なんですよね。
ただ、大変とは言っても覚えてしまえば動作は単調なので、早く覚えれば覚えるほど大変さはなくなってきます!
ユニットバスタイプの客室や、トイレとバスが別々の客室などがありますが、今はユニットバスタイプの客室が多いし、清掃する側からするとバストイレ別の客室よりは、ユニットバスの客室の方が清掃はしやすいですね!
アメニティーやタオル類の補充
各ホテルで置いてあるアメニティーに違いはありますが、ハブラシやクシ、シェーバーなどが一般的だと思います。
並べ方や個数もホテル毎に違いがあるので、アナタの務めるホテルの置き方を覚えるようにしましょう!
タオル類は大体4種類ぐらいがデフォルトですね。
- ハンドタオル
- フェイスタオル
- バスタオル
- バスマット
この4種類はどこのホテルでも常備されいると思います。
リゾートホテルのスイートなどになると、常備する枚数が変わったり、肌触りが他の部屋のタオルと違ったりしてきますが、これはスイートルームの清掃に入るようになってから覚えても遅くはないですね!
掃除機やゴミの回収
掃除機は家の掃除でも使うので、結構慣れた感じでかける人も多いのですが、客室清掃で掃除機をかける時は、家でかける掃除機の倍は大変と思ってもいいでしょう。
家だと髪の毛1本落ちていても気になりませんが、これが客室となると部屋で寝るのは自分ではなく他人です。
気にならない人は気になりませんが、神経質な人だと髪の毛1本で呼び出しされます。
そんなゲストに当たってしまうと本当に大変ですし、清掃後に部屋の点検に入るチェッカーも大変だし、下手すると掃除機のかけ直しなどをするので、二度手間になるし、時間内にホテルに部屋を返す事ができなくなってしまいます。
たかが掃除機、されど掃除機です。
ゴミの回収も分別をせずに、あれもこれもと混ぜて捨てる方がたまにいるんですが、「そのゴミ誰が仕分けるんですか?」ってリアルに思います。
そういう人に限って「後から自分で仕分けるから!」って言っといて仕分けませんからね。
ゴミの仕分けなんてせいぜい3分ほどです。
その3分は無駄な3分にはならないので、しっかりと決められた分別方法で分別しましょう!
最終的な拭き上げ作業
掃除機が終わったら最終的な拭き上げ作業があります。
テーブルや鏡、窓の手垢や指紋を綺麗に拭き取り、ピカピカの状態に仕上げます。
ホテルによっては、拭き上げようのダスターが用意されているところもありますが、もしそれがない場合は使用されていないピローケースを1枚持って拭き上げしましょう!
ピローケースって拭き上げた後に繊維がつかないのでとても綺麗に仕上がるんです。
この拭き上げ作業もめんどくさいからと言って、横着するとチェッカーの負担になってしまいます。
優しいチェッカーなら「自分が拭き上げればいいや」で済みますが、細かいしっかりとしたチェッカーなら絶対に呼び戻されて拭き直しを指示してくるでしょう。
呼び戻されるのも、拭き直しするのもロスに繋がるので、ロスタイムを減らしたいなら、多少時間をかけてでも拭き上げはしっかりとした方がいいです。
まとめ
難しいとか大変というイメージが先行しがちな客室清掃の仕事ですが、やってみると意外と出来ちゃうのが客室清掃なんですよね!
最初は誰でも他のベテラン勢との差に愕然としてしまいますが、その差は2ヶ月ぐらいで結構埋まっちゃいます。
どんな仕事もそうですが、まずはやってみるというのが大事だと思うので、興味があるなら1度飛び込んでみてもいいと思いますし、10年やってる僕から言わせてもらえるなら「是非やってください!」という感じですね!