客室清掃の仕事って腰にくるみたいだけど、腰を痛めない方法とか自分で出来るケア方法とかあるのかな?
腰は確かに痛くなりますね。でも、痛めない方法やケアの方法ってあるんですよ!
腰を痛める事が多い客室清掃の仕事ですが、少し気を使ってあげるだけで腰痛とは無縁!!とまではいきませんが、それなりに腰を痛める事が無くなります。
今回は、客室清掃で腰痛にならない為にできる3つの方法と自分で出来るケア方法!という内容で僕や同僚の人がやっている方法をご紹介していきたいと思います。
この記事でわかる事
- ホテルの客室清掃で腰痛になってしまう原因
- 仕事中に出来る腰痛になりにくい方法
- 自宅で出来る腰痛ケア
客室清掃の仕事で腰痛になってしまう3つの原因
客室清掃の仕事で腰を痛めてしまう原因は以下の3つです。
- 中腰状態が長い
- 急に重い物を持ち上げる
- 無理な体の使い方をしてしまう
この3つが主な原因となっています。
それでは1つずつ説明していきますね!
中腰状態が長い
座りっぱなしのデスクワークや、立ちっぱなしの接客業と違って、客室清掃の仕事は中腰の状態がすごく長いです。
その中腰状態が続くことによって、腰痛の原因となることがあります。
中腰状態で長時間作業を続けることによって、腰部の筋肉や腰椎に負担がかかり、腰痛を引き起こしてしまうんですね。
慣れてくればなんて事はないですが、初めて客室清掃の仕事をする人にとって中腰の状態が長く続くのは辛いものがあります。
また、清掃作業中には、重い荷物を運ぶ、ベッドを移動する、バスルームを清掃するなど、様々な動作が必要です。
これらの動作も、腰部に負荷をかけることがあり、腰痛を引き起こす原因になることがあります。
急に重い物を持ち上げる
急に重いものを持ち上げると、腰に大きな負荷がかかります。
とくに、水を含んだバスタオルや、束になったシーツやデュべ類って見た目に反して重たいんですよ。
男性ですら「よっこいしょ」とか言いながら持ち上げたりするぐらいです。
僕もそのパターンで数回腰を痛めてしまったので、注意したいポイントですね!
また、慢性的な腰痛を持っている場合、急激な負荷が既存の問題を悪化させる可能性があります。
適切な姿勢やストレッチ、体力トレーニングを全くしないのも腰痛の原因になる可能性あるので、過剰なストレスを避けるために、重いものを持ち上げる際には注意しましょう。
無理な体の使い方をしてしまう
部屋の清掃を急かされた時など、急いでいる時に起こりやすいのが、無理な体の使い方。
とくにベッドメイクをする際には注意が必要です。
何をどうやったのか分からないけど、腰を捻るって事が多々出てきます。
そして初めの方にも書いたのですが、濡れたタオルなどを持てると思って一気に持ち上げて、腰に負荷がかかって痛めてしまうなどなど。
急いでいる時こそ慎重に。
というのが絶対ですね。
仕事中に出来る腰を痛めない方法
客室清掃の仕事で腰痛になりやすい3つの原因として上記で説明させてもらいましたが、ちゃんと対策方法もあります。
それが以下の3つです。
- 重い物は分けて運ぶ
- 合間にストレッチを挟む
- 体勢をこまめに変える
こちらも1つずつ紹介していきますね。
重い物は分けて運ぶ
濡れたバスタオルやシーツ類は、枚数が少なければ一気に持ち上げてもなんて事はありませんが、枚数が多くなってくると重いんですよね。
だから、見た目で重そうだと判断した時は一気に運ぶのではなく、2回ぐらいに分けて運ぶようにしましょう。
汚れ物入れのカートが部屋の中に入れられる時は、迷わず部屋の中に入れてしまった方が仕事も早いです。
一発で運ぼうとして腰を痛めるよりは、数回に分けた方が後々の腰への負担も確実に減らす事ができます。
合間にストレッチを挟む
ずっと同じ体勢をしていると筋肉が固まって、急な動きに対応できなくなります。
なので、バスを洗ってる間中腰になったら、次の作業に入る前に一回腰を伸ばしてあげましょう。
僕は体を前後に反らして腰を伸ばしていますが、こんな簡単に出来るストレッチもあります。
どの方法が自分に合うのか試してみつつ、清掃の合間に実践してみてください。
思っている以上に腰への負担が軽くなります。
体勢をこまめに変える
中腰の体勢が長く続くと、腰へ負担がどんどんかかってくるので、自分で「痛くなってきたなー」と思ったら少し中腰の体勢をやめて違う体勢をとるようにしましょう。
例えば、ベッドを中腰で組んでるなら膝をつけるやり方に変えてみるとか、下段の拭き上げをする際に膝をついて拭き上げるなどですね。
中腰をずっと続けると、どうしても腰に負担がかかってしまうので、行なっている作業に合わせて、膝をつけてみたり、立ち上がってみたりと体勢をこまめに変えていきましょう。
自宅で出来る3つのケア方法
「仕事中は忙しすぎて腰を痛めない様にとか気を使ってられない。。」
そういう場合は、家でしっかりとケアする様にしましょう。
家で出来るケア方法は3つ!
- ストレッチ
- 湯船に浸かる
- サプリや塗り薬を使う
こちらも1つずつ解説していきますね!
ストレッチをする
家で簡単に出来る腰痛のケア方法としてストレッチがあります。
ただ、ストレッチって数が多すぎてどれやっていいか分からなくなりますよね。
僕も腰痛に悩まされて色々なストレッチを試したんですが、とくに腰痛が和らいだストレッチ方法が、以下の2つです!
ポイントはお風呂上がりにする事!
お風呂上がりだと、筋肉が温まっているため柔軟性を高めやすくなるという利点があります。
また、お風呂上がりにリラックスできる状態でストレッチを行うことで、心身ともにリフレッシュすることができます。
湯船に浸かる
毎日湯船に浸かるってなると、ガス代やら水道代やらが高くなっちゃうんですけど、湯船に浸かるってホント腰痛に効果があるんです。
身体が温まって血行もよくなるし、筋肉のコリがほぐれてくるんですよね。
でね、ただ浸かってるだけでもいいんですが、余裕があれば浸かりながら軽いストレッチをするのもオススメです!
サプリや塗り薬や湿布を使う
日々の自宅ケアも大切ですが、疲れすぎてストレッチをしたり、湯船に浸かったりするのが億劫な日も多いですよね。
ましてや帰ってから育児や家事があったりすると、ケアする時間もなかなか取れません。
毎日続ける事が大切になってくる自宅ケアですが、続かなければ意味がない。
なので、自宅に帰ってからケアする時間が取れないなら、湿布やサプリや塗り薬を使うのが1番手っ取り早くて効果があります。
ストレッチなどと違って時短にもなるし、手軽だし、続ける事が可能なので家事や育児の忙しい中でも実践する事が可能です。
腰の痛みが激しい時は素直に病院へ
「なんか腰に違和感を感じる」
というレベルを通り越してズキズキと痛む場合は、我慢せず病院に行きましょう。
実はヘルニアだったという事も実際にありました。
身体が資本の仕事なので、自分の体を大切にするのが何よりも大事です。
【まとめ】客室清掃で腰痛にならない為にできる3つの方法と自分で出来るケア方法!
客室清掃の仕事中に腰を痛めない為に出来ることは3つ。
- 重い物は分けて運ぶ
- 合間にストレッチをする
- 体勢をこまめに変える
そして、自宅に帰ってからのケアもホントに大切で、家で出来る自宅ケアは3つ。
- ストレッチ
- 湯船に浸かる
- サプリや塗り薬や湿布を使う
3日続ければ効果が出るという方法ではないですが、毎日継続することで確実に仕事で腰を痛めることは少なくなります。
実際、僕も今回紹介している方法を3ヶ月続けただけで、腰が痛くなる事はほとんどなくなりました!
同業で腰痛に悩んでいるなら1度試してみてください!